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準備が整ったら、いよいよシステムの設計です。
始めのうちは勝手が分からず、どのようなシステムを組んでいいのか分からないと思います。
システム構築に慣れてくるまでは、投資関連書籍を参考にシステムを組んでみるといいでしょう。
それまでは読み飛ばしていた本の投資手法でも、
実際にシステムを組んでみて過去データでバックテストしてみると、
それまでは気づかなかった事が見えてくるかもしれません。
システム構築のために必要な事は色々ありますが、
大きく分類すると、投資対象銘柄の選定、仕掛けと手仕舞い(利食い・損切り)タイミングの決定があります。
システム構築をする際に気を付けなければならない事は、
条件設定がカーブフィッティングになっていないかどうかと言うことです。
カーブフィッティングとは、過去のデータで利益が最大になるように、銘柄選定や各指標のパラメータを最適化してしまう事です。
カーブフィッティングで過去データに対して最適化したシステムでは、多くの場合、将来において良い成績は出せません。
■ 投資対象銘柄の選定
システムとして投資対象とする銘柄を選定します。
投資対象の選定には、あらかじめ銘柄を絞り込む方法と、
シミュレーション実行時に絞り込む方法があります。
- 取引市場で絞り込む(東証1部、東証2部など)
- 業種で絞り込む(銀行業種、鉄鋼業種など)
- 企業のファンダメンタル面で絞り込む(倒産可能性の高い銘柄を除くなど)
- 株価水準で絞り込む(株価が50円以下の銘柄を除くなど)
- 流動性で絞り込む(出来高0の日があるような銘柄を除くなど)
ある程度シミュレーションを重ねた後で『バックテストの成績が良い銘柄を投資対象とする』
という銘柄選定方法もありますが、その時点でカーブフィッティングになってしまっている恐れがあるので、
あまりお勧めできません。
「東証1部銘柄を投資対象とする」というような普遍性の高い銘柄選別のほうが、
システムとしての信頼性は高くなります。
■ 仕掛けと手仕舞い(利食い・損切り)タイミングの設定
いつ仕掛け、いつ手仕舞うかを、各種テクニカル指標を組み合わせて決定します。
システムの優劣は、大半がここの組み方で決まるので、時間をかけてじっくり考えます。
一つのテクニカル指標だけでトータルで勝てるシステムを組むのは非常に難しいと思います。
いくつかのテクニカル指標を組み合わせ、指標の弱点を補う形でシステムを構築していきます。
テクニカル指標を元にした手仕舞いタイミングだけで全てのトレードが完結すればよいですが、
株価の動きによっては手仕舞いシグナルがずっと出ないような場合も考えられます。
「30日経過したら利益に関わらず手仕舞う」など、
テクニカル指標に頼らない手仕舞いルールを決めておいたほうがいいでしょう。
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